さつまいもを買ったけど、どうやって焼けば美味しく焼き芋ができるの?
豆知識ですが、まずは焼き芋が甘くなる原理についてご紹介します。
焼き芋が甘くなる原理は、
さつまいもに含まれる「βアミラーゼ」という酵素が、
加熱によりさつまいものデンプンから麦芽糖を作ることにより、甘くなります。
注意点は温度です。
・麦芽糖ができ始めるのは、さつまいもデンプンの糊化し始める60度くらいからです。
・麦芽糖ができるピークは75度です。
・βアミラーゼは酵素ですので、65度を過ぎると失活が始まり、85度で完全に働かなくなります。
重要なポイントはさつまいもの中心温度です
中心温度が60℃~75℃の温度帯で、時間をかけて麦芽糖を増やすことでさつまいもは甘く美味しくなります。
自宅でどの様にして調理すれば?
※個体差がありますので目安にされてください※
オーブンの場合
1.さつまいもを洗う
2.さつまいもの水気を取る
3.アルミホイルでくるむ
4.予熱なしの180℃で約60分加熱
個体差がありますので、竹串などで様子を見ながら中心部まで無理なく入るようになるまで調整してください
炊飯器の場合
さつまいも300g~400gと想定
1.炊飯器に水100ccを入れる
2.さつまいもを水でよく洗ってから炊飯器に入れる
3.早炊き設定で炊きあがりを待つ
焚き火ができる環境であれば、直火で焼くのがベストですが、今の御時世そうも行きませんので、是非ご参考にされて自宅で美味しい焼き芋を召し上がってください。